(2019年6月)16年目のエチオピア訪問

今回でエチオピアの孤児院支援が16年目となった。今年は私と新潟大学陸上部のマネージャー阿部瑞姫さんと2人で活動を行ってきた。停電と断水が繰り返される中、早朝4時30分からランナーとのトレーニングと午後から孤児院と慌ただしく過ごした。

生きるために走る

生きるために走る
生きるために走る

目標は何ですか?と聞くと、全員が「ワールドチャンピオン」と答えた。選手の家族はそれぞれが家庭の仕事をこなす。しかし、ランナーは、トレーニングが仕事となり家の仕事はしない。いつか大きな大会で優勝して大金を稼ぐと宣言している。だから、全員が「ワールドチャンピオン」と叫ぶ。

ゾーリトゥメシェシャ孤児院

ゾーリトゥメシェシャ孤児院
ゾーリトゥメシェシャ孤児院

今年は、なんとアビィ首相が孤児院へ訪ねてきた。小さく貧しいゾーリトゥ孤児院は、来年別の町に国の支援で大きな新築の孤児院が建つことになった。そして新たに70人の孤児たちを受け入れる準備をしているとのこと。

2006年にこの孤児院と出逢い、ゾーリトゥ院長は私に向かって「もう、この50人の子どもたちと生きていく元気が無い」といった。私は「あと一年生き抜いて」と約束をして翌年から支援を続けてきた。

支援を長く継続したことの影響か、2017年に国営テレビで日本の団体が支援をしている孤児院として放送されたことによってエチオピアの富裕層の人が5名訪ねてきて「私たちにも支援させてほしい!」と言って、15人の孤児たちが住み込みで学校に行けるようになった。

国営テレビで孤児院が放送されてから2年。今度は首相が来て、来年から国の支援を受けることになった。私たちの活動が少し役にたったのかな?と思う。

エチオピアへの支援活動や写真など、詳しくまとめた資料はこちらからご覧いただけます。

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