(2017年3月)14年目のエチオピア訪問

2017年3月、14年目のエチオピア。建築ラッシュだが技術や材料が追いつかない。それでも建て続ける。この国で一昨年前に 初めて高速道路ができ、昨年初めて電車が走った。しかし、高速道路のレストランの看板は看板のみでレストランなど何処にもない。電車は何本もないし、遮断機は稼働せず無賃乗車は簡単にできる。物乞いをする人々の数 は一向に減らない。物価は上がり続け人々の生活は圧迫されるばかりである。リオオリンピック・パラリンピックのエチオピアの2名の銀メダリストがゴール時に腕を高く上げクロスさせる ことで、政府に抗議をした。同部族が政府に抗議をして400人以上が虐殺されたからだ。エチオピアの経済成長 率は、6〜10%超にも関わらず、飢餓の状態や治安などは14年前からあまり変わっていない。そんなことは子どもたちには関係ないが、その子ども達も私たちに手を伸ばし『チョコレート・チョコレート』と叫ぶ声が、ある年齢になると『マネー・マネー』に変わる瞬間が一番悲しい。子どもに罪はないが・・・

毎年、行くたびに道路が増えている。14年前は舗装道路は少なかったが、今では遠くの街まで舗装道路がある。しかし、昨年できたばかりの新しい道路には、1mほどの大きな穴が所々にある。その大きな穴を避けながら車が走っている。建築中の工事現場にあるコンクリートのブロックは、何と片手で軽く持てる程度の軽石のようなものだった。

10年目の支援となるゾーリトゥ孤児院。小さかった子どもが 15~17歳になった。大きくなった子どもが、小さな 子どもの面倒を見ている。大きくなっても仕事が無く、施設を出ることができない。来年はこの孤児院に仕事ができるようにビデオカメラとデジタルカメラをプレゼントする約束をした。結婚式などの撮影の仕事が出来るとの ことである。また、孤児院の中で子どもたちが作れるものを考案し、日本で多くの方に購入していただき売り上げを孤児院に届けることを検討したい。